あ_お_ぞ_ら #4

2012年からのブログ2つを、合体・移転しました。

ラインケーキの衝撃

キャンプに行ってきた話をこれから書くんですが、

その前に、衝撃ってほどのモノでもないんですがまずは語らずにはいられないことがありw

山梨県北杜市の、とある道の駅に隣接するスーパーで売られていた

ラインケーキなるもの

陳列場所のポップに、「ちょっと気になる」「名古屋の」と書いてあったんですが、

正直、見たことがない。

どこのナゴヤなのか知りませんが、聞いたことくらいはあったってよさそうなもんなんですが、

ググっても、わからない

載っていても、どなたも似たようなレベルのことしか書かれておらず・・・

食感は軽くて、

思い出せないんですが、よく似た風味のするものを何かで食べたことがあるような

会社は栄生と本陣の間のナナメの道の真ん中らへんをひょいと入ったあたりにあるみたいなんですよね・・・(謎)

明道町とか近いし、あの辺に行きゃあ置いてるんだろうか・・・でもこれどっちかっちゅうと菓子じゃなくてパンだよな・・

「ちょっと気になる」から軽い気持ちで買ってきたものの、その後がちょっとどころでは済まず、謎が益々深まるばかりで、気になって仕方がありません。

どうしたものかと。

白州恐るべし。

・・さて本題

キャンプに行って参りました。

今回は直撃を避けられたとは言え、台風を若干気にしつつ、

道中の雲行きに一喜一憂し

現地近くで、今にも泣き出しそうになっている空模様の中、腹ごしらえをし、

チェックインまでの間、

猿や熊との鉢合わせや、安物のナビの上では途絶えてもまだ続いていそうな、轍も消えかかった道のその先に、行こうかどうしようか、戻れんくなったらどうしようとか、色々とびくびくしながら林道を走り回り、

現地着。

窪地なので風は少ないはず・・

木立の中なので、雨もソコソコ遮られるはず・・

少々は台風の影響があっても大丈夫なはず・・・

と、思ってはみたものの、

やっぱり、荒天になって何かあると困るので、

今回は、

25年超モノ 加水分解して酸っぱいにおいが強烈に漂う

classic "SOUTH FIELD” touring dome tent を引っ張り出してきて

広げた拍子にシームテープとかが完全にお亡くなりにならないように、そーっと広げて設営・・

フライシートの下には、6畳のブルーシートを噛まし、雨対策も万全。

思えば、ホントに幾多の雨キャンプをこうやってしのいで来たよなぁ、このテントで。

でもとってもにおいが酸っぱいので、もし雨撤収とかになったら、干さずにそのまま捨てるくらいのつもりで・・

場内には、

山盛りの山栗のイガと

アケビの実も。

近隣の田んぼは

稲刈りはほぼ終了またはこの週末で終わりそうな感じ

落ち着いたところで

地元の和洋菓子店特製

幻のビールゼリーが登場。

ほのかな苦みと、何気に感じる爽やかな酸味

どうやって炭酸の感じを出しているのかわからない、不思議なシュワシュワ感

コソーリと、茹でるのも炒めるのもフライパン一つで作ったナポリタンスパの一人飯

ちゃんと卵も敷いて

一方、特設キッチンスタジアムでは、

アイアンシェフが背中で語りながら

絶品ポトフ登場。

ほのかな香りが後を引き食が進む香ばしいにんにくの風味と、

例えば、全てのウィンナーに隠し包丁が入る、仕事の細かさ、などなど

そしてこれが翌朝、

コメが投入され、更に絶品のリゾットに変わる・・・

お相伴に預かり、

でも昨夜のポトフと比べて何か味に一ひねり入ったような気が・・と思ったら、

ここで噂の粉末が登場しており

元々そのままだって間違いなくウマいリゾットな筈なんですが、

これはこれで

というか、これフリカケ代わりに白飯にかけても旨そうなw

んでその一方で

こんな爽やかな朝を

コソーリ作った

見た目が焼死体シリーズ第2弾「食パンの焼死体」

味は、焦がしバターで意図せずゴテゴテギトギトに揚がった、くどさしかないベトベトの卵掛けトースト

(フレンチトーストのつもりだった、なんて恥ずかしくてとても言えない)

ええ、もっとマシな仕上がりならちっちゃく切ってお出ししようとも思いましたが、これはいかん、亡きモノにすべきと

自業自得で胸悪く、爽やかさの欠片も無くなる中

救いの神登場

お抹茶の風味に助けられ、ようやく脂のドヨーンとした感じから解放された後

朝はツクツクボウシが鳴いていたりして、

10月というより8月末 夏休みの終わり掛けかという気分でしたが、

トンボが沢山飛んでいて、秋の風情

日向はジリジリと暑くても、日陰は快適

秋の日差しの中、ジェラートも秋仕様 梨と栗

ここで焚火料理の極意をみたり。

この焼き方、結構手軽に色々なものがいい塩梅に焼けるのですごいなと思っているんですが

葱が透き通りしっとりと甘みを増したねぎま

そして今回、若干のver.upを図った、謎肉の串も一緒に焼いてもらいました。

ver.up版という事で、9月に持って行ったものとは色々と変えてみていて、

実は肉自体は、謎でもなんでもなく

オーストラリア産ラムの肩肉スライスの冷凍真空パックを2つ

グラムあたりのお値段、先日の怪しい牛小間の3倍。

今回、謎なのは、先日見つけた某物産屋にあった

この粉のほう。

別に、特別なものは入っていなさそうですが、専用品として配合済みのホンモノだからさぞかしうまいかと思ったら結局それほどでもなく

追いクミンがやっぱり必要でしたが、

元々この肉、塩だけでサッと焼いて食べるのが一番美味かった可能性も大。

良く晴れ渡った空の下

後ろ髪をひかれつつ

ホーシング逆付けのキャンターに乗れずそれも心残りとなりつつ

一足お先に岐路につきましたが

まだ明るいし

顔がネチョついて瞼まで重い気がするので

どこか入ったことのない風呂に・・

と思い、

日帰り入浴の看板を見つけてそっちへ向かってみたら

一足遅く

既に廃墟と化していたりとか、

その次の看板を見つけて目指してみたら

山道に迷い込んだ感が強くなり

引き返し

見つけましたが

あれですね、近所のスキー場相手の風呂ですね。

洗い場が広くて奇麗で、お湯も良くて、全然悪くはないのですが、

ちと脱衣場が狭いかな・・・とか。

とか思いつつ

すっかり暗くなったころ

人がいっぱいの国道沿いの店を避け

見つけた、

居酒屋の居ぬきで入ったみたいな中華料理屋に入り・・・

・・・という感じで、帰宅しました。

道中、のんびり快調に走れたおかげで、ほぼ15Km/L。

あまり快調だったので、食事してからはノンストップで。

タイヤが大きくなってから一番燃費良かったんじゃないかと思います。

木に囲まれて、虫の声と、南アルプスの天然水いろはす かも知れない)のせせらぎを聞きながらのんびりと過ごす

肩ひじ張らず、自然体で。

こんな経験出来るのって、贅沢なことですよね。