これ位空いててほしい
秋の粕川
近年は季節を問わず週末は異常な混み方
ただ、この週末は低気圧と前線の通過で金曜夕方から土曜にかけて土砂降りとなり、人が殺到する異様な光景を見ることなく、落ち着いて過ごせました。
夜明け前から、田舎の電車が動き出すころまでは小雨で
さすがに夜中の土砂降りの中で幕を張っている物好き猛者は少なく
めずらしく川沿いのサイトにもまとまった空きがある状況
ウェザーマスターだプロラインだと、一張りン十万円の耐久性の誇示大会になってる筈と期待していたのに、そんなものは1つもありませんでした。
せっかく、#2000の迷彩柄ブルーシートとゴルフネット用の紐で自作して、半額在庫処分1本千円で買ったアルペンPBのポール使って建てたタープで応戦しようと思っていたんですが
ただ芝生草むらでない所は立派な水たまりが出来ているか泥が溜まっているかのどちらかで、ちょっと店広げようという気にはなれず
人だらけで見えてなかった、荒れ気味のサイト状態が見えてしまい、10年前の使い放題の頃の記憶はすっかり昔のこととあらためて認識
水はけのよい場所を求めて
一年前と同じ、堤防の上に。
結構な降りが続く中
ストーブで暖を取りながらまったり過ごします。
一旦雨がしのげてしまえば、駄弁ったり飯食ったりには不自由なく
ミカンとか食べながら、コーヒーも戴きながら、晴れるのと後続の到着とを待ち ...
夕方近くに
あおぞら が覗き
広がった雲の切れ間から遠くの山も見通せるようになりました。
雲を蹴散らした本人も登場
肉を焼き
串を焼き
歯無し向けには鉄鍋で悪魔のたまごおでんを作り
夜更けまで。
星が、きれいでした。
風が強くて...寝不足な朝
良く晴れました。
虫は、若干多め。 5角形したBugがいっぱい飛んでいましたが...
(写真と文章とは、掛かってはいますが関係はありません)
肉、残りのおでん、パン、カップ麺・・・
朝食がそのまま昼食に繋がり・・・
お昼も過ぎ、地面も草木もすっかり乾き、爽やかな秋の日差しが差し
順次、帰途に。
思いがけず思いがけない方のふとした話が自分の今の事と思いがけず繋がり、
望外の収穫もありました。
いつもなら少しも手の届かないあのヒトが、この事ばかりは少なくとも自分の向かうのと同じ方を向いて少し前を結構な馬力掛けてなんとか駆け抜けようとしている...
これくらい空いててくれるなら毎週でも来たい。
これ位空いてくれるなら、花見の時期も大雨が降ってほしい。
むしろ、毎週末雨降ってくれた方が、落ち着いて過ごせて良い気がします。
キャンプくらい、ギスギスしないで、お金もかけず、好きに過ごしたいじゃないですか。