楽器博物館
餃子、鰻 だけじゃない浜松。
ホンダ・ヤマハ・スズキ 国産バイクメーカー創業の地 浜松。
だからなのか、見掛けた軽トラの台数が、個人の主観で
アクティ > キャリィ >>> 越えられない壁 >>> ハイゼット
キャリィはいいけどアクティがなんでこんな走ってるのかと
で、残る1社
元々オルガン修理から始まったらしい、ヤマハ。
四輪車メーカーにはならなかったけれど、楽器は今も作り続けている、ヤマハ。
そう、楽器の街、浜松。
というわけで、
きれいな浜松駅前に、駅の改装のタイミングで一緒に出来ましたって感じの佇まいで建っている、楽器博物館。
来たのは多分3回目ですが、2回目からは10年経ってたみたいです。
その、前回来た時に「準備中」の張り紙とともに無造作に並べただけの電子楽器コーナーが仮オープンしていたのを時々思い出しては、
本展示になってから一度は見に来ようと思いながら、知らぬ間にもう10年。
10年前もキボリの餃子食いに行ってたんだなぁと今見て気付きましたが
10年前の当時、
DX7が置いてあるのを見て、
それの少し前に、「PSEマークのない家電品が中古も含めて販売できなくなる」ニュースがあり、その際にそれに含まれる代表的な電子楽器のひとつとしてDX7の名前が挙がっていて、
ある意味現役の証明がされた直後なのに博物館で見かけてしまったという事実に相当驚いたんですが、
1983年発売ということは、10年前だと27年選手。古いといえば古いけど博物館と言われると...
あ、でも車で言ったらAE86と同い年、と言うと、ハチロクどころか89年のロードスターでも既にトヨタ博物館には何年か前から展示されてたりもするし...
あらためて見てみると、
うん。DX7ですよ。
ペナペナの黄緑色とピンクの薄っぺらいスイッチが並ぶだけの、 殺風景 シンプルな見た目。
それまでのシンセって、イメージ的には、
ツマミがいっぱい並んでいたりとか、
ツマミの他に電線をいっぱい抜き差ししたりとか
それがあんなシュッとして。
でも、これが世に出てここからワッと広がったから、歌謡番組にバンドが要らなくなったとか、楽器弾けなくても曲が作れるだとかな世の中になってった訳で
ある意味、現金なくてもスマホあったら買い物できるのと同じような世の中の変化
リモート里帰りを国に推奨されてしまうような何だかどうもという世の変化もありますが
で、上の、壁みたいな、イモ欽トリオの振りつけみたいな操作が要るツマミと電線のお化けは博物館入りしててもいいと思うし、
DX7もエポックメイキングな機種として、ここにあってもいいと思うし、
これがドンカマの語源か、とか
ハモンドB-3とか全然あっていいと思いますが
世界初とはいえ、
コンビニのレジより早い採用だとはいえ、
バーコードリーダーが付いてるからってこのカシオトーンの博物館入りはどうよ、とか
しかし81年、って確かにエラい早いな
それよりは、Jupiter8とかProphet5を置いて欲しい、だとか、
ピコ太郎のカウベルの音のTR-808もこの際置いとくべきなんでないの、とか。
置いときたくても、もはや高くて手が出せないのかな。
誰かが叱られている訳ではありません。
で、これ、マリ?コラ?どっち?。