あ_お_ぞ_ら #4

2012年からのブログ2つを、合体・移転しました。

雨の日曜日(火曜日にちょっと補足)

ウイルス騒ぎで出掛ける気分でもない所へ追い打ちかけるこの雨。

暇に任せて、ちょっと拾った数字を基にして、実際どうなの、ホントにやばいの?ってことを考えてみました。(あくまで個人の勝手な見解でしかありません。)

◆死者数から考えるウイルス騒ぎの深刻度

イタリア、韓国、それに日本がヤバいんじゃね的なことを言われていて、

台湾が非常にうまく抑え込んでる

各種報道によると、なんとなくそんな感じなのかな?という印象。

感染者数については、アレコレ言って検査させない様にしてるんだろ?とか、あんまり数多すぎるとそもそも全部は手が回らんだろ、とか、まぁいろいろありそうなので、一旦無視して、

一方で、死者数って、何となく隠しにくそうじゃないですか。

例えば、老人施設で重症患者や死者が出た、となれば、さすがに騒ぎにはなると思うんですよ。そういう話はまだ聞かないので。(いや、わかんないですけどね。実はこれからドバドバ明るみに出てくるとかは嫌ですが)

というわけで、各国の人口と死者数、並べて見ます。

ザっと見て集めた数なので、多少のズレは気にせず、桁数に注目を。

      人口   死者    

イタリア 6,000万人  200人

韓国   5,200万人   44人

日本  12,700万人    6人

台湾   2,300万人    1人

中国 130,000万人 3,000人

中国は別格として、イタリア多いなぁ・・・

で、似たような人口の韓国も、一桁少ないとはいえソコソコ居る。

台湾はダントツに少なくて、2月中旬に亡くなった1名のみ。

単純に、人口比で考えれば日本も台湾と同レベル ・・・闇に隠れていなければ ・・・

分かりやすくするために、ベースを合わせます。

各国の人口を中国と同じ13億人だったと仮定して、掛け算して出した死者数と、

また、1,000万人あたりの比率も( )内に書きます。

      人口   死者    

イタリア 130,000万人 4333人 (33人/1,000万人)

韓国   130,000万人 1100人 (8.5人/1,000万人)

日本   130,000万人   61人 (0.5人/1,000万人)

台湾   130,000万人   57人 (0.4人/1,000万人)

中国   130,000万人 3,000人 (23人/1,000万人)

これだと、イタリアのヤバさは、中国を超えてることになっちゃいますね。

日本は、もしも、仮定の話で、闇に隠れている死者数がもっと居たとして、仮に一桁実態と違ったとして5人/1,000万人程、幅持たせると5~10人/1,000万人だとかって事になりますから、それだと韓国と同レベル

ただ、本当は中国の死者数は、ダントツで武漢含めた湖北省が多いはずなので、本来は湖北省とそれ以外に分けて計算したい所ですが、その数が探しきれませんでした。(何かのTVのフリップで見た気がするんですが)

ちなみに湖北省の人口は6,000万人ほどらしい。イタリアとほぼ一緒なんですね。

・・・じゃ、思い切って、中国の死者3,000人のうち、エイヤっと分けて

湖北省で2,000人、湖北省以外で1,000人ってことにして、出してみましょうか。

         人口   死者

湖北省     6,000万人 2,000人(仮)(333人/1,000万人)

湖北省以外124,000万人 1,000人(仮)(8人/1,000万人)

あくまで上記仮置きでの場合ですが、

湖北省はイタリア(33人/1,000万人)よりも一桁悪い値

湖北省以外は韓国(8.5人/1,000万人)と同レベルって事になります。

さすがに湖北省だけで2,000人は多いよ、ってことだと、湖北省以外での試算結果が悪化して、韓国レベルからイタリアレベルに近寄っていく事になりますが。(ここ、実際には中国の死者は大半が湖北省でした。一番下に追加記述あり)

湖北省以外の中国各都市は、死者がほぼ出ない所まで復活してきたとも言われており、現時点でそれと同等以上の割の死者を出しているかもしれないイタリア・韓国は、せめて湖北省以外の中国と同等の効果の頑張りで対応しないと、無事抑え込めるか不安な感じなのかも(建物毎の封鎖とか、2週間の隔離とかと同レベルな効果の対応で)。

まぁ、どちらの国も、もうやってるよウルセーナって感じでしょうか。

で、

日本の実態が韓国レベルならば、ホントの本気でやっていかないとマズイって事になります。

額面通りだよって事なら台湾同等ってことで、まぁなんかウマい事行ってるし、ホントは韓国中国からの入国制限はもとより、学校の早仕舞いすらも必要ないレベルだったのに、って事だったのかも。

どっちなんでしょうね。まぁいずれにせよこのままこれ以上の大事に至らずに春の終わりころには収束してくれればそれでいいですけどね。

それと、「額面通りパターン」でも「実態は違うよパターン」でも、どっちも情報の出し方をコントロールして成り立っているって事なんだろうなとも思えたので、まあそれならそれで最後までちゃんとコントロールしてくださいな、って気にもなりました。ただ、マジメにやってるかどうかの判断もしようがないからしくじっても我慢しませんよ、って気分ですけどね。

やっぱり個々の体力勝負、免疫力落とさない様に、睡眠と手洗い。個人で出来ることやるべきことって結局はそれに尽きるんでしょうね。

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(3/10追記)

中国の死者数ですが、3/7までで纏めた、湖北省とそれ以外での情報が見つかりました。

中国全体で3,097人、うち、湖北省だけで2,986人だそうです。

湖北省2,986人:それ以外111人という事になります。ほとんどが湖北省とも言える状況でした。

ですので、

         人口   死者

湖北省     6,000万人 2,986人(498人/1,000万人)

湖北省以外124,000万人 111人 (0.9人/1,000万人)

並べなおすと、

湖北省   (498人/1,000万人)

イタリア   (33人/1,000万人)

韓国     (8.5人/1,000万人)

湖北省以外(0.9人/1,000万人)

日本     (0.5人/1,000万人)←額面通りパターン

台湾     (0.4人/1,000万人)

現時点の台湾、日本(額面通りパターン)の数値で、湖北省以外の中国と同レベル。

1か月前、北京の空が突き抜けて青くなるほど経済活動市民生活を完全に停止し、暮らしている人からの震える声が聞こえていた中国と、切れ者の大臣が居る台湾と、

日本は同レベルだということらしい。

だったら安心なんですが。ここでピタリと止まれば。

韓国、イタリアは、それより一桁、二桁悪いということですから、やはりかなり危うし?

湖北省以外の中国にも埋もれた死者数が居るんじゃないかとか言い出すと、もうまとまりませんからここで止めときます。

ちなみに、東京都の人口は1351万人、23区内が921万人らしいです。だいたい1,000万人。

上に、各都市の1,000万人あたりの死者数を書きましたが、つまり、

 湖北省:東京で死者が500人出た感じ

 イタリア:東京で死者が30人以上出た感じ

 韓国:東京で死者が10人近く出た感じ

そう考えると、ヤバさ加減がリアルに想像出来るかもしれません。

参考までに、東京都で亡くなった方は、現時点でお二方だそうです。