小一時間程の作業の代車に
ミライースが来ました。
とにかく登場当時、驚異的な燃費で、
アイドリングストップも、車が完全に止まる前にエンジンを止めてしまうなど、
飛び道具的な新しい技術は特に無いのに、既存技術を磨いて、攻めて攻めて、創意工夫を重ねて作り上げた車だと驚いたもんです。
この後2年程家を空けて帰ってきたら、コレの影響大ですっかり軽自動車の景色が変わっちゃってましたからね。リアル浦島太郎。
で、この時の試乗の感覚は結構しっかり残っており(いまだに)、
興味深く乗らせてもらったんですが、
結構違和感を感じた、停車前からのアイドリングストップは、
今時の車はフツーになんでもやっちゃっているので、もはや何も感じず。
ペダルの角度がおかしいと思うのもほぼ同じ。ただ、今回のはシートリフターもハンドルのチルトも無いのでそもそもしっかり座れず、ハンドル回せる位置に前後位置を合わせると、右足だけマタ開いて膝曲げて、ほとんど胡坐かいているような角度に。
おっ、と思ったのは、
出始めのロットだった8年前の試乗車は、流れに乗ろうと思ったら、床までムン!っとアクセルを踏まないとムリだったのが、今日のはCVTがうまい事変速してくれて、流れに乗るどころか先頭切って走れてしまう。暑くてエアコン全開なのに。
発売後1年くらい経った頃の車だったみたいですが、
結構見直し掛けてたんですね。
偉いもんです。
(最近乗ったダイハツの車は軽も白ナンバーもあっちこっちザラザラな感触がしたのに、少なくともこの頃の軽は素直で印象悪くなくてしかもいい感じに手直しも掛けてたようだ、ってのにいつからどこでこうなったのか)
足にするには何も不自由が無い車です。
乗り心地は良くなかったですけどね。
距離は44,000キロ程。
何より、ちゃんと椅子とハンドルが調整できないのがしんどくて、
と言っても、乗ってるときは「こんなもんか」な感覚だったんですが、
ラクティスを受け取って乗り換えたら、
背中の形から座布団の長さ、ペダルの位置角度まで、あつらえた様にピッタリに感じました。
(これも普段乗ってるとそれなりに気になる所は沢山有るんですが、それ忘れる程に。)