ラクティス(NCP120)後期型
先人の知恵をお借りし、ホーン交換に挑みます。
ホーン交換自体は、過去に先代ジムニーで経験済。
ただ、この時は、元々の配線はアース込みの2線式で、シングルホーンなら純正ポン付けが可能、ダブルホーンでも単純に市販の平端子カシめたケーブルで二股に分けるだけ
しかも、バンパー脱着は不要のお手軽さ。
今回は、純正の配線が専用コネクタでかつ1線式。なのでアースは別配線化要。
さらにダブルホーン化で二股配線も必要なうえに、
何と言ってもメンドクサイのはバンパー脱着が必須なこと。
ということで、気持ち的なハードルは結構高いんですが、
新車で買ったんではないクルマの気楽さで、バンパーの爪の2、3本位は折れてもいいやの軽いノリでやっつけてみる事に。
まずは
部材調達。
ジムニーで使っているのと同じホーンと、
トヨタ純正のシングルホーンをトヨタ純正のダブルホーンにするための二股ケーブルを見つけたので、とりあえず一緒に入手。
(ジムニーと同じホーンではなく、安くて怪しいトヨタ純正コネクタ付きでこのケーブルならポン付け出来るホーンにしようかな?とも思いましたが、ソコソコ長く乗るつもりなので品質優先でミツバのにしときました。)
ひょっとしてそのままホーンの平端子につかないかと思ってはめてみましたが、
どうも手ごたえがない ・・・ ハウジングだけ刺さってコンタクトは噛んでいないような ・・・
ならばと、
バラして端子だけむき出しにして
・・・試そうとしたんですが、誤って端子も一緒にニッパーで切ってしまい
市販の平端子と並べてみると、ちょっと形状も違うんですよね。
ニッパーで変形させたせいか、結局ホーン側のコネクタにも刺さらないし。
という訳で
諦めて
2か所とも純正対応のコネクタを切り取り、市販品でカシメ直して平端子化。
ちなみに、ヒューズ容量ですが、
4Aのホーン2つ入れても余裕アリの、10Aで設定されているという事で、リレーは入れない事にしました。
アースの配線は、適当にその辺の電線と端子カシめて現物合わせで作ることにして、
懸案のバンパー外し。
色々探して載っていたものを参考にすると、やり方自体は割と分かりやすく幾つか書いてありましたので、此処ではその辺にあまり書いていなかったことを中心に。
バンパー上部のプラリベット6個(画像上半分)をマイナスドライバーで引き上げて外し、
両サイドタイヤハウス辺りのタッピングビス1本(ドライバー直下)、プラリベット1個(その下)ずつを外し
怪我防止で薄手のゴム引き手袋をつけて、バンパーとタイヤハウス裏側の黒い樹脂カバーの隙間に、指先と言うより爪をねじ込んで浮かせながら、よ~く念じてひと思いにエイ!っと引っ張ると、何とも嫌なバリバリバリという豪快な音とともにバンパーが剥がれてきます。
バンパー自体についているツメ、というか突起は、それほど出っ張っておらず、角も鋭くないので、割れたり欠けたりの心配はそれほど要らないと思いますが(何かが欠けた断面みたいに見える白っぽいのは、砂埃です)、
一方で、
こんな、謎の薄い樹脂片が、バリバリ言ってるときに1個だけ落っこちてきました。
どこの破片だ・・・
(その後支障なくバンパーは付きましたのであんまり気にしなくていいと思います(根拠なし))
気を取り直して、反対側に挑戦。
バリ・・・
ピタ。
これ以上力を入れて引っぱると後悔しそうな、ヤバい抵抗感があり、
????となりますが、
この車、上の画像の左下に写っている、オプションのリモコン伸縮式コーナーポールなんてモノが付いており、これが邪魔でうまい事剥がれてこないと言う事の様で(薄々、そうなるんじゃないかとは思ってましたが)
タイヤ外して、タイヤハウスの黒い樹脂カバー外して ・・・・ ポール外して下へ抜いて ・・・・ ってしてからでないと、きっとこれはバンパー外せないんだろうなぁ ・・・ 多分そうなんじゃないかなぁ ・・・。
・・・・・・・・・・。
終了
コンテンジェンシープラン発動
ええ、戻しました。
(お気楽に始めといてコンチプランも何もw)
バンパーの外し方とホーンの付け方まではネット上にいくつか実例が載っていたので、割と簡単に行けそうな気がしていたんですが、
さすがにコーナーポール付きのクルマの事例はなかなか見つからず。
ウチのは、たまたま見つかった中古車にたまたま付いていただけなので、どうしようもないんですが、
何と言うか、趣味のクルマいじりでバンパーをベリベリ剥がすような人はコーナーポール付いた車なんか持たないと思うので、そんな車の改造記事なんかこの先も上がる機会は多分無いですよね。
人柱になってみてもいいんですが、それほど需要があるとも思えないし、
無かったことにするかなぁ?
後日・・・
餅は餅屋。
工賃払って、取り付けて貰いました。
取付位置の希望も聞いてもらえましたが、お任せでお願いしたところ、
自分でやるなら、純正位置に一個、その左にあるネジ使って共締めでもう一個
この、拾い物画像の赤い奴と同じようなところに付けようと思ってたんですが
真正面から全く見えない、両サイドに取り付けたそうです。
純正位置だと隙間が少なくて干渉するから、と言っていましたが(実際の所は分かりませんが、プロのプライド的な事かも)
実は、純正位置だと、外からホーンの配線が完全に丸見えで、
何か悪さするのに警報音が鳴らなくするために先に配線切ったりするとかなんとか、って噂レベルでは聞いたこともあり、気になっていたんですが、
これなら配線が全く見えず、安心。丁度良かったです。
ジムニーに付けたものと全く同じホーンなんですが、こっちの方がいい音がする気が(それは多分気のせいですが、付けた位置が全く違うので音質は変わって当然)。
これでマトモに相手に気が付いて貰えそうな、ちゃんとした車のホーンの音になりました。
だって、蚊が鳴いてるみたいな、鳴らしてる自分にも良く聞こえない、ホントに鳴ってるのか、相手に伝わってんのか心配になるような、はっきりしない音だったので。