あ_お_ぞ_ら #4

2012年からのブログ2つを、合体・移転しました。

で、カラダには影響あるのか?

先日、D:5の代車で、ヴォクシーハイブリッド車を借り、纏まった期間でのハイブリッド車初体験となった訳ですが、

ネット上で、ハイブリッド車の人体への影響を検索すると、

まぁ、色んなのがひっかかります。

なるほどな、と思うものも有れば、それこそ書いてる内容自体が「電波」なんじゃないのかと思うものまで。

電磁波のカラダへの影響については、随分昔から言われている事ではあり、

電子レンジは覗き込むなとか、

ケータイ電話なんか危なくて使えるか、とか、

高圧の送電線の下でなんか住めるか、とか。

電子レンジは、自分が高校生時分に、物理の授業中に先生が何かコメントしていたんですが、何言ってたかは既に忘却の彼方。

前面扉透明部分に有る金属のメッシュの大きさが、中で飛んでる電波の波長に合わせてあるので減衰して外には出てこなくなる・・・・そうは言っても・・・・て感じだったかなぁ・・・・

ケータイの話は、どこで見聞きしたのか覚えてませんが、「何キロも先の基地局まで飛ぶような強い電波を出すモノを、事もあろうに頭蓋骨(ノーミソ)にくっつけてるんだぞ、怖くないのか」

という類いの話。

送電線は、話題に上り始めたのが、自分にとってちょっと昔すぎるんですが、子供の頃に読んだ新聞記事で、どっかの誰かが裁判起こして勝ったの負けたの・・・ってのを見たかなぁ・・って所。

ここまでが前書き。

で、今回、色々読んだり調べたりした結果として、個人的に思った事

「何となくヤバそうだけどそれほど目立った影響は出ておらず使い続けられている物」ってのは、本当にヤバければそのうちに綻びが出てきて(ヤバい事例がポツポツと見つかり始めて)、それがドン!と増える頃までには規制が掛かる方向に流れていく・・・そういうものなので、あんまり神経質になる事は無いんじゃないか?

そんな感じです。

#綻びの一発目が自分に降りかかってるとイヤですけどね。

ヤバいものの綻びが見えちゃった時、その綻びを目立たないように抑える動きも、時として出てきますが、

本当にどうにもヤヴァいものは、隠すと逆にバレた時の後始末がとんでもなく大変でかえってリスクになる筈なので、今時はあまり隠す方向にはいかないと思っていて、

「実は昔っから隠してて、既に言うタイミングを逸してました!」って事も、そんな大昔からの製品でもないハイブリッド車の場合それも無いかなと。

で、電磁波関連の人体への影響自体とその規制についてですけど、

色々疑いの事例はあれど、絞り込んでいくと何かが浮かび上がるのではなくて逆に埋もれてしまう(絞られたものをよく見てみると、他の物から受けている影響が無視できなくなる)など決め手を欠いているものが多いようで、

規制をかけようにも、結局のところ、何をどの辺りまでと線引きすべきなのかが判ってないし、アタリもついていないので規制の掛けようもない、そういう状況なんだと思います。

じゃあ、どうするべきなの?というと、

食い物でも何でもそうですけど

結局最後は自分のハナ(感覚を)を如何に利かせられるか

嫌な予感がする時は、ある程度情報仕入れて、自分でそれなりに考えてみて、まぁ、大丈夫か、と思えた時は使う。

人はどうあれ、ダメと思った時は自分は止める。

そういうことなんでしょうね。

己が危うきと思ったのであれば己の意志で近寄らず・・・

そこまで危うきでもない、と思うのであれば、その新しい技術が供するメリットを充分享受する・・・と。

ちなみに、

人体への影響ではなく、

他の機器へ影響を与えて誤動作をさせたり、その機器自体が他の機器から影響受けて誤動作しないこと(ひっくるめてEMC:Electro-Magnetic Compatibility 電磁両立性  と言います)に関しての規格というものは、自動車、電車、家電品、工業用機械等々それぞれに、以前より存在しています。モノの設置環境などによって厳しさに強弱もつけつつ。

工場の機械が誤動作して、人が巻き込まれたとか、

ゲーセンのゲーム機が原因で無線交信ができなくなって、列車が止まったとか、

他の治療器の影響で心臓のペースメーカーが止まっちゃっただとか。

そう言う事は以前から起きていて、それなりに規格化されています。

そもそも自動車は、ガソリンに火をつけるために電気の火花をパチパチ飛ばすので、これも立派な電磁波の発生源で、他の電子機器に影響を与えるので、車作ってる人たちは多分昔から苦労してる筈で、EMC関連の怖さヤバさ、「ちゃんとやんなきゃ」感は持ち合わせていると思うんです。

自動車のEMC規格としては、国連協定規則第10号(R10)というものがあり、

ハイブリッド車向けの内容が追加された規格が、2008年7月にR10-03シリーズとして発効、日本国内では2011年8月に施行されてます。

(施行が2011年って、結構遅い気もしますが、トヨタが他社への技術供与を始めたり、プリウスエスティマ以外の車種にも本格展開を始めたのってこの辺だったのかも??ここはちゃんと調べてなく分かりませんが)

ちなみに、PHEVとなると、ご家庭のコンセントから充電することもあったりしますよね。

そうすると、自動車向けに作られた規格以外に、商用電源につながる機器にもなるので、14年10月からはその規格も追加されています。(ご家庭の家電製品が守っている規格と同じ土俵に乗っかる部分が出てきた)。

と、何を言いたいかというと、電気で動く車だからと言って、意図してヤバいモノ垂れ流すつもりで作られている訳ではなくて、少なくともその時点で存在する規格は満たして作られてきた(違う分野に踏み込んだ機能を持てば、その分野の規格も満たして)という事なので、そんなにひどい言われ方をされなくてもいいんじゃないか、そんな風にも思いました。

結構ここまで書くのに時間掛かっているんですが、

思う所は沢山あり、気持ちもあっちへ寄ったりこっちに倒れたり、

ひょっとするとホントにやばいのかも、と思ったり、そんな事はないっしょ、と思えたり。

自分も元々は電気屋系の造り手でもあり、最終的には、色々読んでいるうちにdisられてる側の人たちが気の毒にもなってきました。

それと、調べているうちに「電車って、車よりデカい電力使ってデカいモーター回しながら、さらに何千とか何万ボルトの高圧線のすぐ下を走ってるんだから、こっちの方がもっと色々言われたっていいじゃん!」と思ったんですが、調べたら、JRとかもしっかり同じ論調で叩かれていて・・・・それ見たら、叩いてる側コイツラに何言っても無駄だなぁとも思えて最後はググるのもアホラシクもなり・・・。

で、最終的には「何をどこで線引きしていいのかも判っていない物の事を色々言ったところでなぁ・・・」の境地に至りました。

もういいや・・・自分は実害あった訳じゃないんだし・・・当事者ではないし・・・有識者って訳でもないし・・・・打ち止め、って。

・・検索で引っかかってしまいそうなキーワードは沢山あるし、たまたま覗きに来て見てしまったって方も、中にはいるかと思いますが、書いてる内容に、そこまでの思い入れも無いので、噛みつかずにスルーしてください囧

(噛みつかれても反論する元気よりかメンドクサとおもうだけです。多分)。

こんな内容程度じゃ大丈夫だと思いますが、あんまりな事になったら消そうと思います。