日本に戻って来てもうすぐ2年
北京へ単身赴任していたのが2年
そして、その1年前に、東北の地震がありました。
私はその時、東京にある営業部門の事務所と、丁度TV会議を始めたところで、震度5強のビル十数階の揺れを、遠く離れた所から生中継で見てしまいまいました。
人が一人また一人と、肌で身の危険を感じで机にもぐりだす様を目の当たりにし、その後、会議室を小さく仕切る為のパーテーション(天井にレールがありがっちりとした壁のようになるタイプ)がバラバラにバラけ、一メートル幅の巨大な板が大きくブランブラン揺れる状態となる様を、かすかに窓のブラインドが揺れるだけのこちら側の会議室から、どうすることも出来ず、一方で不思議な感覚を懐きつつ眺めていました。
あの時から5年。
伝えられたけど忘れてしまった事、伝えられていない事、なにしろ、色々見聞きして「ああ、そうだったのか」と思う事は、今でも沢山あります。
そんな中、
先日、外国人から見た視線で外国人の感性でまとめた動画を見つけました。
昨年末に公開されたものですが、日本人にインタビューしている所が沢山あるので、結構普通に見られるところが多いです。
素朴に、「ほー」と思える所が、いくつかありました。
察しの良い方は既にお気づきだと思いますが、UPされたのは中国の動画サイトで、出ているのは中国人のジャーナリストとタレントです。
(うちタレント一人は少なくとも日本在住)
考えてみれば当たり前ではあるんですが、あの当時、東北地方の工場や水産加工場などにも、中国人は沢山働いていて、それにまつわる生々しい話も出てきます。
日本の事を伝えているので中〇の検閲が入る訳でもなく、中国のサイトの動画であるため日本側からの茶々も入らないので、結構ニュートラルな作りだと。
请看。
http://ding.youku.com/a/id_XMTQ0Nzk2.html
「上集」の、29分経過した所あたりから、「下集」に掛けてを見て頂けると良いかと思います。
あらためて見てみると、インタビューは日本語でやりとりしているので内容も良く分かるんですが、感想の多くは中国語で言っているので、やはりちょっと分かりにくいかも・・・。