一体何しに行ったのか？説明も何もなく投げ続けていますが、
節目休暇が取れたため、
往復飛行機代は北京時代に貯めたマイルを使い、
宿は全て1泊2,700円~3,890円という、
食い意地だけは張った貧乏旅行に出掛けてきた、と言う事です。
丁度、長崎でランタンフェスティバルが有ったという事と、10年以上前に出張で来たことはあってもまともに観光はしていない長崎・佐世保をちゃんと見て見たかった、と言うのが、一応、ちゃんとした理由。
勿論佐世保バーガーが恋しかったとか、ちゃんぽんが食べたかったとか、ラーメンだっておいしいぞとか、焼きたての梅が枝餅も捨てがたい、そんな気分もありありで。
小雨がちらつく日曜早朝のセントレア
北京行のAir Chinaに乗るのとほぼ同じ時間帯
同じように、人影まばら
離陸自体は、国内線なので北京行よりも1時間ほど早いです。
以前と違い、電波出さなきゃスマホやタブレットの電源入れっぱなしで良いので、
こんな写真も撮れるようになったんですよね。
長崎は
雨。視界不良。
まずは原爆に関する展示であるとか、そちら方面へ。
坂が急です。
感想は敢えて書きません。
こういうものは、自分で見て感じるものです。そう思います。
次に、出島へ。
なにやら有料施設が出来ていたんですが、
これが、非常にしょぼい！
何か、再建した建物がいくつかあるだけ。写真に写っているものがほぼ全てです。確か400円也。
出島だと分かるのは、
リアルに、この曲線しかありません。
ナントカ気を取り直しつつ、
提灯の見える方へ。
まぁ、こんなもんかな。でも提灯の形が中国で見たものや、先日の名古屋の春節祭の時のとは違うような・・・
なんとなく、普通に日本で見る奴を赤くしただけのような・・・
気持ちをなるべくアゲる方向へ・・・
いい感じです。
でも、教会ってのは、やはり信者の人が行ってナンボなんでしょうね。
私のような信心深くない人間が行ったところで、これと言って何もないというか、ええ。
戻って、
眼鏡橋と、その隣のナントカという橋。
以前、高知のはりまや橋を見て、がっかりしたことが有ったんですが、
ここは、それほどでもありませんでした。
眼鏡橋の隣の一重のアーチ橋も、かなり古いものらしい、と言う事のようですが、フツーに車が通って渡ってます。現役ばりばり。
強度的に大丈夫なんでしょうか？まぁ、それ位強いという証明でもありますが。
徐々に日も暮れ・・
少し休んでから
再び提灯の有る所へ。
メイン会場は蛇踊りを見せたりして人を沢山集めていて、それなりににぎやかく、いい感じではあるんですが、
やはり、中華街が有るとは言っても、中国語がほとんど聞こえないとか、八角風味がしないとか、
本当に食べ物の味だけではなく街の雰囲気もそんな気がして、ちょっともやもや・・・
多分、九州の他県の人とかが、ちょっと足を延ばして見に来るには手頃なお祭りなのかなぁと。
飛行機に乗って来るほどの物でも・・・
まぁ、今回の私みたいに、色んな物の合わせ技で見て回る積りなら、いい理由になるかも、ですね。メインイベントにしちゃうと辛いかも・・。
でも、ちょっと裏手に回り、唐人街の辺りを覗くと
落ち着いた、いい雰囲気。
どことなく、除夜の鐘が聞こえてきそうな、厳かな雰囲気でもあります。
港町でもあり、坂が多い街でもあり、
それ故、夜景がきれいな街でもあります。
通りに面した、一泊3,500ポッキリの宿で、路面電車の盛大な音を聞きつつ、就寝。
翌朝。
対岸を見ると、こんな感じで、斜面にびっちり建物が立ってます。
軍艦島に向かう船に乗り、
巨大な造船所を見つつ、
沖に出ると
波がやや高い。
そんなに揺れませんが、ちょっとどうかと思えてくる波しぶき
無事に着くと、どこから来てるのか、釣り人が・・・。どうやって乗ったのか・・・
一周、2キロも無い小さな島に、何千人もの人が住んで居て、八幡製鉄所にせっせと燃料用の石炭を掘っちゃ運んでいたんだとの事。
石炭→石油切り替えで、廃坑。3ヶ月で全員撤退。
波が荒く、時には島自体を超えていくような大波にも洗われるため、台風の度に崩れて景色が変わるんだそうです。
軍艦島と呼ばれる所以は、
この角度からのシルエットが、かつての戦艦「土佐」に似ているからと説明が有りました。
似せて作ろうなんて余裕が有ったとはとても思えず、偶然にしては出木杉な感じもあり、奇遇と言う事なんでしょうが。
行って帰って2時間半、上陸時間はたかだか30分位？でも結構見ごたえありです。
これは行ってよかった。
戻って来て
文明堂の本店で桃カステラを買い、
のどかな田園風景、穏やかな大村湾、ハウステンボスを眺めつつ、
久方ぶりの佐世保駅に。
駅前には建物が増え、反対側の海側も整備されていました。
ハンバーガーを食べた後、街中を散歩します。
ぶらぶら歩いたことは無かったんですが、小さな町ですから、たかが知れてるのは分かった上で
ガイドブックで見た通りｗ、商店街を抜けた所で左に曲がり、
二軒のハンバーガー屋の本店に到着。
こんな平日の日の高い時間に、客が私だけではないという・・・
佐世保も、坂の多い街です。
日も暮れた所で、
冷えた体を温めようと、宿にある大浴場に行った所、お湯がぬるく、
そのまま
就寝。
起床。
前日に食べたちゃんぽん屋と
本命であったちゃんぽん屋。
前日食べた店は仕込みを始めており、
本命はまだ暗い・・・
駄目か・・・？
と思いつつ、駅レンタカーを借り、
とにかく寒い、体が硬い、良く眠れていないのもあり、
温泉へ直行
42～3度の湯船に飛び込み、15分ほどそのまま
芯まで温まったところで出てきてしまいました。
一日の最後であれば、時間の余裕も有ったんですが、他にも一応色々見たいんで、いつまでもとろけている訳にもいかず。
一旦佐世保に戻り、本命のチャンポンにありついた後、
平戸へ向け
走ります。
止まります。
・・・ジャパネットたかたのルーツ、カメラのたかた。
元々佐世保なのかと思ったら、平戸なんですね。ググってみるもんですね。たまたま行こうとしていた平戸に有るなんてね。
実は、佐世保に来たものの、見どころが少ないのは薄々気が付いてて、
この辺一帯を車で走ってみようという気になったのが元々で、武雄温泉にせよ、平戸にせよ、ちょっとキーワードとして以前引っかかってた所をぐるっと繋いで走ってみようって、それだけだったんですね。
結果的に想像していたのとほぼ同じ気分の盛り上がりで終了したんですが、目的は達したかなと言う感じ。
平戸大橋のたもとの観光市場のような所には、天然ものと書いたうちわ海老がいけすに大量に居て、6匹1000円ちょっとで袋詰めされて売っていました。（勿論観賞用ではなく食用として）。
他にもサザエとかﾅﾝﾄｶとかｶﾝﾄｶとか色々と。
近所になくてもいいから、車でちょっと行ったら着く位の所に欲しい感じです。
で、伊万里では、写真には無いですが伊万里焼のちっちゃい猫の置物が有ったので買いました。
常滑で買った招き猫と、信楽で買った狸、それに天津で買った泥人形と一緒に並べて家に飾っています。
結構日が傾いてきて、いい時間になって来たため、佐世保へ急ぎます。
丁度200キロほど走りました。
車を返し、
改札を抜けると、
そこにトラップが。
電車の中で食べて行こうとか、思っちゃいますよね。
腹八分のいいお腹になりながら、
山郷を抜け、
本日のねぐらへ。
カプセルホテルに毛が生えたような所ですが、2700円。
寝るだけなら十分・・でも壁も薄く、ほぼソロキャンプに来て小さいテントに滑り込むのと同じ気分です。
起きて、
地下鉄に乗り、
一旦空港へ。
荷物をコインロッカーに入れて
また地下鉄に乗り、
天神で乗り換え。
一度乗り換えの後
太宰府に着くと、
ｿｺｿｺの人出。
店はまだ半分位開いた所？
平日なので、日本人は修学旅行と、一部じいちゃんばあちゃん、
あとは中国語圏の人と韓国語圏の人。
ごく一部、アセアン系？
幼稚園の遠足らしきすがたもあったけど、これは隣接した幼稚園の子たちかも。
変な建物のスタバで写真を撮りまくっているのは、外国の方たちばかり。
太宰府天満宮といえば、梅。梅が枝餅なんか売っている位だから間違いない。
で、梅は咲いた木、これからの木、色々でしたが概ね5分咲きくらい？でも綺麗でした。
境内も池が有ったり丸い橋が有ったり、梅が咲いたり色々と綺麗で、わざわざ行く価値がある感じです。
自分自身、2回目だったんですが、前来た時よりも何となく印象が良い。
何も変わっちゃいないはずですが。
最後に、新幹線が通ってから初の博多駅。それと駅前の建物。
名古屋駅も駅ビルが建て替わって綺麗になりましたが、ほぼそれと同じ位の変わり様です。
前に来た時に有った物が、何がどこ行っちゃったのかもう分からないｗ
新幹線側は立ち寄ってないし、元々も良く知らないので。
そして福岡空港へ。
建物から飛行機が近く見え、遠近法がすっかり麻痺した私にとって、どの飛行機も巨大に見えました。
777がちゃんと大きく、豆粒だった筈の737が普通に見える・・
どうでもいい事ですが、737かと思いました。A320でもこのテの羽根があったんですね。
多分はじめて、セントレアに北側から着陸し、
スカイデッキに出た後、
風呂入って帰ってきました。
忙しく走り回って来ただけだったかなぁという想いと、
思ってたことはほとんど全部できたんだから良かったんじゃない？というのと、
もうちょっと食べる量減らせなかったのかと言う自責の念とw
もうちょっと色々ボケーっと考える時間有ると思ってたんじゃなかったっけ、というのと
いろいろ思うことは有りますが
まぁ、色々気晴らしにはなりました。
やっぱり台湾あたりに行っといたほうが良かったかな?と思わなくもないですが、
これはこれで有りだったなと思います。
一日で回るのは無理ですが。
