どうもしっくりこない・・・もっとピターっと貼りついたような感じで走ってた気がする、スーっと曲がった気がする、何か左にながれるような違うような、でも以前はFFにして前から引っ張れば軽減されたような・・・
と悶々とした気分を払拭すべく、アライメントが比較的お手頃価格の店を割と近くに見つけたため持ち込んでみました。
結論から言うと
大きな変化は無し
何かが変わったような気はするんですが、それが良くなったのかそうでないのかが良く分からない。
人間、悪くなったことは気が付くけど良くなったことは気づかない物らしいので、少なくとも悪くはなっていない筈。
でも、左流れっぽい感触はまだのこってるなぁ・・・と。
「しっくり来なささ加減」はやや軽減したようにも思うけど・・・
上から
・調整前
・サスペンションに普通に荷重が掛かった状態で、全部の取り付けねじを緩めて締め直し後
・規定値にバラつきを抑えて再調整後
赤い所が規定値外の部分
そろそろ5年弱、4万2千キロ走行ですが、
左フロントのキャスターが規定より立ち気味な事以外は
元々そんなにはずれてなかったようです。
全部の取り付け部分を、普通に荷重が掛かった状態で緩めて締め直すのは、
ブッシュ類の歪を取るため。
通常、サスペンションの各部品の取り付けは、タイヤを外した状態でジャッキアップして、
その状態で色んな所を締めこんでいくのが普通ですが、
この状態でブッシュを介して締めこまれた部分では、
何でもない、普通に荷重が掛かった状態で常にブッシュがねじれた状態になってしまい、スムーズな動きが妨げられるらしく、
また、縁石にタイヤを当てるなどで何かショックを与えた際にも瞬間的にグニュっとブッシュが変形し、その変な形の状態で固定されてしまったりと、
時々、普通に荷重が掛かった状態でフリーにして自由な状態にしてやるのがいいんだそうな。
でそれをやって貰った所、リア、特に右側でネジを緩めた際のブッシュの戻りが盛大だったらしく、
また、フロント右のトーインも結構大きくアウト側に振れたそうな。
つまり、何かにぶつけたとか、そういうストレスがたまっていたという事なんだそうな。
で、うんちくはいいんですが、
数値自体はもともと悪くなく、さらに良くしていったという程度
劇的に体感出来ている変化は乏しい・・・
せめて、自分の思っていた事と測定結果を突き合わせて理屈があってるかだけでもと、紙とにらめっこ中・・・。
フロントのキャンバーがこうで、リアがこうで・・・
キャスターが立っているという事は曲がりやすいとも言えて・・・
でこれの左右差が・・・
乗り心地と、交差点でのハンドルの切れ方が素直になったような気がしたけど気のせいだろうけど・・・
ブツブツ・・・
もっと劇的に変わるかと思ったんですが・・・
逆にいうと、何をしてもそんなに変わらない、少々荒く扱っても狂わない車だってことなんでしょうか。ひょっとすると。