帰任します。
四月一日付で、日本に帰任することになりました。
具体的な引っ越しなどの日程はまだ決まっていませんが、
とにかくここ中国に居られるのも残りわずかとなりました。
こちらに来るときは、自分にとって本当に何も知らない国中国で暮らしていけるのかと、それはもう重大な決意の下でこの地に「乗り込んだ」のですが、暮らしてみれば、その多くは取り越し苦労でした。もっと別の国に行くのであればこれくらいの覚悟が要ったのでしょうが・・・。
土地柄、やはり気苦労は多かったです。
ただ、これも、こちらも結局気にしすぎだったんだよなぁ、というのが正直な今の気持ちです。
話してみれば、何と言う事はない。元々バイアス掛かってたのはこちらの方だったかもしれません。
何事も「元を辿ってそういう経緯なら普通にそう思うわな」と言う事ばかり。人として、生き物として真っ当な考えが素直に表に出ているだけ。至ってシンプルです。見習うべきと思った点は多いです。人として。
色々と背負ったような気になって細かい事を考えすぎて身動き取れなくなるよりは、直観的に感じたことを口に出して聞いてった方がいいんだよな、ということですね。
なかなかスっとは出来ないものですが。
色々な人、色々な物に助けられ、ここまで来ましたが、もうすぐお別れです。
あと1年、せめて半年あれば、もっと深められるものも有ったと思うんですけどね。
ちょっとだけ残念です。
でも得難い経験が出来ました。宝物です。
あともうちょっと、出来るだけ色んなもの見て色んな事して過ごそうと思います。時間の許す限り。