あ_お_ぞ_ら #4

2012年からのブログ2つを、合体・移転しました。

お腹いっぱい

日本自動車博物館に行ってきました。

山ほど展示があって、見ている途中で、いくら写真撮ってもきりがない気がしてきて

ミュージアムショップに収蔵車の一覧とか写真集とかないか聞いてみたんですが

置いていないとのことで

できればWeb上にでもいいので置いといて欲しいなぁというのが希望です。

せっかく現物が目の前に有るのに、写真ばっかり撮りがちで、結局スマホのカメラの画面通してしか見てない、って

もったいないですからね。

収蔵800台、うち展示500台だそうで、

3時間半ほど居て、写した写真が1000枚弱

とても全部は見切れず、写してもなく

目についてものだけ見るつもりが、それだけでも途中でしんどくなり・・。

みてもよく分からない葉巻型のとか馬車にエンジンついたのとか、バイクとかの類はハナから見ず、外車も半分くらいはパスしたかなぁ

3フロアあって、一通り写真撮りながら見た後、もう一度最初に戻ってなるべく写真撮らずに見て回りましたが

本気で見ようと思ったら一日仕事 途中でメシ食って戻ってきて、ってやらないと駄目そう。

(半券見せれば再入場できるそうです。)

どうやって載せようか?と思いましたが、

1テーマで並べて見せる系、珍品系、普通すぎて他所は多分置かない系

その3つに分類できそうなので

まずは並べて見せる系。

VW Type I  4台 

Bug(バグ)だらけです。

並べることで年代毎に細かな外観の違いが判る・・・

いつかはクラウン

15代全ては並べてませんが、観音開きからクジラ、そのあとは同じような顔で1代飛ばしにしないと変わった感じがしないのがバブル期の4ドアハードトップのあたりのまで。

そのウラにはマークII系も。

スカイライン

34はGT-Rじゃないから、敢えてちょっと引っ込めて並べてるのかなと思ったら

よくよく見ると

トミーカイラだというひねりも。

四駆系

三菱ジープは

グリルにWILLYXの刻印がある68年式J3

最終生産記念車のJ55を並べて展示。

(68年式って、戦後20年以上経ってるけどまだWILLYXって書いてあったの?とか、わかんないことも多々)

隅っこの方に

初代ジムニーLJ10が小っちゃくなって置いてあり

SJ10V?っぽいものが裏に追いやられ

ホープスターの姿が見られなかったのがちょっと残念・・・。

リトラクタブルヘッドライトの車を一堂に集めてみたり

新旧アルシオーネを並べて見たり

(これは珍品のくくりで2台、とも言えますね。)

古いホンダの軽

奥には、ステップバン、さらにその奥は

バモスホンダも。

いすゞ ジェミニ3代

フローリアンもベレットも2台ずつくらい置いてました。

S500(!)とS600

2000GTを筆頭に、ヨタハチと、セリカ2種

セリカはLBも。

既に盛り沢山ですが

続いて珍品系

屋根がレザー張りの初代センチュリー

そういえば初代って見ないよなぁ・・

と思いつつ見ていたら、見どころはそこじゃなかった。

防弾仕様。

ガラスの厚みが分かるように、展示用に黄色く着色してます。

重量はベースよりも+300キロほどだそう。

カタログには載せてないもののメニューとしては存在し、頼めばやってくれるんだそうな。(センチュリーをオーダーすること自体、そうそうあることではないですが)

センチュリーとくれば、御付きの車として

クラウンのオープンカー。フレーム付きだった頃のですね。

企画展でオープンカーの特集をやっていたという事の様で

横にはゴルフIIIとシティのカブリオレが。

更に、

パルサーEXAのコンバーチブル

この、触ったら手が切れそうなとんがった形の、EXA自体が珍品な上に、屋根が開く奴なんかあったんだ。

ご先祖のチェリーには、

丸いおしりが印象的なX-1なんてのがあったのに。

そんな中、

珍品中の珍品と言えば、こんなものがありました。

ある意味、防弾のセンチュリーなんかより、破壊力がある車

紅い旗がはためく、大きくて長いリムジン

中国第一汽車

「紅旗(hóng qí)」。

中国共産党のTOPが乗る車です。

普段使いは彼らAudiなんですが、そうではなくて大きな大会とか式典で使う車。

レア度だけでいえば、トヨタセンチュリーロイヤル並みなんじゃなかろうか?

こんなもの、誰がいつどうやって中国から持ち出したんでしょうか?

さすがに今でもこのカタチで造っている訳ではなく、もっと今時の形に変わっていますが今でも作っていて、売る対象もちょっと変わってきているのか、なんでも最近、日本の保安基準を通して日本のナンバーを取ったくるまがあるんだとか。

「盛り沢山」が「もうたくさん」と読めてくる頃ですが

珍品系がだんだん、普通すぎて他所は多分置かない系にシフトしつつ、

これはまだキワモノの範疇

マツダのロードペーサー

幅広のルーチェじゃなかったんですね。

スタタボは、割と色んな博物館に置いてありそうですが

フツーの家庭で使っていたフツーのスターレットが置いてあるところは多分あまりないんじゃないの?って気がします。

あ、でもこれ、EPじゃなくてKPだから・・・

遊び車に使われずに無傷でここまで来た貴重な一台なんだったりして。

CIVIC

これはCVCCのではなくてRSでした。

でもコレの場合はむしろCVCCじゃなくてRSの方が異端で珍しいのかな?

シャレード

デトマソでも何でもありません。今で言えばパッソ/ブーンみたいな、本当になんでもない車です。

普通過ぎて、まさか博物館入りするとは思いもよらずの最右翼。

その隣のベージュの奴はシャルマン。こっちの方が、20カローラが旧型になってから、それをベースに、ドアとかフロントガラスも共用して作り上げてる車だとかで話題性はあるので、ここにいる理由はありそうですが。

トヨエースのご先祖と

日産のホーマー。

トヨタのミニエース

顔つきに見覚えはあるけど名前は初めて知った。

愛嬌のある顔つき2台

スタウト(まゆげ)と、さっきよりもっと古いトヨエース(まぬけなどろぼうみたいな口ひげ)

トラックの珍品と言えば

マークIIのダブルキャブww

今と時代が違いますけどね。

自営で商売している家だと、自家用車がライトバンだ、って事が昔は結構ありましたから。

仕事車と分けて使うなんて、そんな事しなかったですからね。

やってる仕事によっちゃバンよりトラックの方が使いやすいって家庭もあったでしょう。

ボディカラーのせいか、昔の印象よりも大人しく見える

シティターボII "Bulldog"

車って、これくらいシンプルな方が落ち着くと、いま見て改めてそう思える

初代ゴルフ

ベルリンの壁崩壊の後、話題になった

旧東ドイツトラバント

排ガス規制の頃の、カローラと別ボディになっててあまり見覚えがない形だった時のクーペボディを使ったスプリンタートレノとか

丸くて重たそうな形だった頃のセリカXXとかも。

他にもとにかく盛り沢山

トラックとかバイクとか、ボンネットバスとか

果ては白バイに、FCVの試作車、

ロンドンの2階建てバス

ドラえもんの形のソーラーカーも。

ほんとうにおなかいっぱいです。

おなかいっぱいと言いつつ、胃の中はカラなので昼飯は食べ

青空のもと、移動。

朝は、トンネル出口で、風ではなく雨粒の抵抗で車速が落ちる程の大雨の中

白鳥から九頭竜湖を通り山越えをして北陸入りしてきたんですが

黄色い重機が並べられた小松製作所の施設の一角へ・・・。

JR小松駅のすぐ横。

もうすく新幹線が通りますね。そういえば。

ここには

巨大なダンプと

それより大きいパワーショベルが展示してあり

見上げにきてみました。

普段は、ちょっと動かすこともできるらしいんですが

休館日のため動いてるところは見られず。

空いてて良かったですけど。

そのまま、北陸道や8号線で帰っても面白くないので

かつ、スイフトで走るなら、路面が悪くて曲がった道の方がむしろ走りやすいので(ホントかな?)

白山スーパー林道を通ってみました。

(今は別の名前に変わってるみたいですね。)

走りながら、途中で景色が良さげな所で車を停めてみるんですが、

窓が閉まってるのに、車停めただけで、数秒するとアブが2,3匹たかってくるため

ほとんど途中、車から降りられなかったんですが、

岐阜との県境付近は標高が高くて気温が20℃くらいしかなく、アブもここでは飛んでいなかったので唯一とれたのがここでの写真。あっちの方に白山があるらしい。

高山に近づくにつれて雨が。

早めの夕食

土産物を買い足し、

長良川より全然水が少ない飛騨川の澄んだ流れを眺めつつ、帰宅。

ほぼ20km/L走りました。

飛ばす場面もなかったし。

でも、全く無意識で走ってこれだと率直にうれしい。