あ_お_ぞ_ら #4

2012年からのブログ2つを、合体・移転しました。

エンジンオイルの交換

Stay Homeな暇つぶしの第二弾

ミッションに続き、エンジンオイルも自分で交換してみました。

クルマの整備で、シロートが何かやってみたくなって最初に手を出すのは、一般的にはエンジンオイル交換じゃないかと思います。

でも実は私、エンジンオイルは初体験。

何しろ最初に自分の車に手を出す気になったのは、2ストのジムニーで、

2ストなのでエンジンオイルは交換ではなくて補充。

それよりも、泥水に浸けるたびにデフへの浸水が気になって、ホムセンで安いオイルを買ってきて自分で交換するようになったのが先で、

(その感覚でミッションもやってみたらオイルの選択を誤りシンクロを駄目にして、中古品を探してもらい工賃払って載せ替えたりと、それなりに授業料も払ってはいますが・・・)

あとはキャリパーが固着した時に中古品を自分で調達して交換、安物のキットを使ってフルードのエア抜きしたりとか、行きがかり上とはいえ多分シロートが手出しちゃ危ない所も触ってみたり(やり方覚える事は悪くはないんでしょうが)

エンジンオイルの交換なんて世の中一般的なもので、工賃なんか正直タダ同然ですが、

デフとかミッションは廃車になるまでそのまんまな事もありがちと思われ、交換に結構高いカネ取られたりしたんですよね。その辺の修理屋に頼めば汎用のオイルで結構工賃も安くやってくれたりもしましたが、度々頼むのも気が引ける(こんな所ナニ何回も変えてるの?って)。

前置き長くなりましたが

というわけで初めてのエンジンオイル交換。

せっかく自分で交換してみるってんなら、

(1)いつも使ってるMobil1とかBPとかのオイルをお安く調達して安くあげる

  または、

(2)普段は手の出ない値段のオイルをソコソコの値段で入手してどんな感じなのか楽しむ

  もしくは、

(3)いつもオイル交換で払ってるのと同じくらいの額で交換できる、多分ランク的にもいつもと同じくらいだけど店にあんまり店に置いてないようなものからチョイスする

そんな感じで通販モノをさがしてみようと。

探したんですが、

皆さん、巣篭りしてるからでしょうか。

いや、流通も滞ってるんでしょうね。

意外とモノが無い。

そもそも全般的に、モノの値段は店で交換するのと大差なく、

上記(1)の銘柄は、どこも納期未定または連休明けで、早い段階で候補から消え、

上記(2)も、魅力的な値段ではなく買う気にならず(どうせ当分ガッツリも乗れないんだし)

上記(3)の線で色々探したところ、正直もうこれ位しか残ってなかったも同然で

MOTUL J-01 Lite 5W30を購入。

一応、データシートなんかも見てみて、

この時覚えたHTHS粘度が、Mobil1よりコンマ1良い3.2(mPa・s@150℃)だったのもオマケ程度の決め手に。

で、交換。

ミッションの時と同じように、できるだけそこら辺にあるものを有効活用してやりました。

(車は、JB23の9型です。)

ボンネットを開け・・・

フィラーキャップを外します。

見た所は中も綺麗なもんです。

車両前方よりエンジンの下に潜り・・・

ホーシングとロッドの向こうに見えるドレンボルト・・・

ウマい事工具が入るか・・・

ウチの場合、こんな感じでメガネレンチが入りました。

4センチ程、バネで車高上げてますが、関係あるかな・・・?

後で締める時のために、緩める時の力加減を覚えながらレンチに力を掛け・・・

緩んだら、後は手で、漏れないように押し付けながら左回し。

外れたな、と思ったら、ひと思いに、

えいっ!

(ドボドボドボ・・・・)

大体垂れ切ったところで

ふと昔とあるバイク屋で見た光景を思い出し・・・

一瞬セルを回す。

(ツーっ、ポタ、ポタ、ポタ・・・)

・・・ここで誰かに、「それやるとオイルラインにエアを噛むから良くない」と言われたことがあるような気がして、やらなきゃよかったと少しだけ後悔する。

実際、どうなんでしょ?

これ以上考えても答えは出ないので、

外したドレンボルト

ガスケットを外してみると

オイルパン側に食い込んだような跡が。

反対側は

平たいまま。

一応、新品を買ってあったので

取り替えて、緩めた時の力を思い出しながら、元通り締めて取付。

ここで新油を入れる訳ですが、

オイルジョッキだの漏斗だのというものはウチにはありません。

新しく買うにも、次使うかどうかも分からないし、油でベタベタな物を仕舞う場所は無いし、拭き取るったって大変だし

で、こうしました。

謎の四角い容器にドクドク注いでおりますが・・・

そう、その通り。

500mlの牛乳パックです。

ミッションオイルの時の灯油ポンプ同様、安価で、一回で使い捨て可能。

口を広く開ければ、缶から注ぎやすく、

片口閉めれば、フィラーの穴へ狙いやすい。

で、500mlにしたのは理由が二つあり、

ひとつは、エレメント交換無し時のオイル量目安が2.7だか2.8Lなので、500mlパックなら五杯分(2.5L)入れた所で様子が見られる事。

もう一つは、

500mlのパックの短さでないと、周りに当たってウマい事注げない。

一応、

家にあったこんなもので

500mlって、折り線まで注いじゃ多すぎなのね、ってのを確認の上、

入れすぎない様、目分量で調整しました。(結局、目分量w)

まあ、でも、

ピッタリ入ったのでいいんでないかと思います。

(穴の上側まで入っちゃってるようにも見えますが・・・)

廃油と残り油は

ティッシュひと箱に吸わせて

ゴミと一緒にさようなら。

まだロクに走っていないので、いいんだか悪いんだかは分かりません。

(いきなり壊れはしませんでした。さすがに。)

さて、どうでしょうか。