人混みを避けて
車が入ってこられない河原へ。
タープと椅子、小さなテーブル、スーパーで買った惣菜
車を置いて、歩いて持てる荷物だけを持って。
あおぞらにトンビが舞い
もえぎ色の茂みからはキジの声
黄色く塗ったペグ
まどろみつつ
色々、思いは膨らみ、スっと消え
白から透明へ・・・
時々聞こえる、模型飛行機の音
聞き覚えのある、圧力解放する音
砂利を掻いてもがく音 ・・・
・・・
やがて
頬を撫でる風が ・・・
風上から、ほのかに香ばしくていいにおいとともに賑やかな大人数の話声が ・・・
何語だ ・・・?
風下方向へ、タープの前をワラワラと横切る、
カーステの音と子供達の声とカタコトのオサーンの声 ・・・
でも、
そんな頃にはもう、
すっかり澄んだ気持ちで、微笑ましく受け入れられました。
アジア系じゃなくて南米系、でもロシア系みたいなのもチラホラ
さ、撤収。