新聞の折り込みチラシなんかも入ってきて
Web上には記事があふれて
スズキも特設サイトを作って公開していて
見て、結構驚いたんですよ。どうせ法規制対応に毛を生やした程度だろうと思ってたら、そんなんじゃないわコレって。
軽もトラコンが必須になったタイミングで、エンジンが電スロ付きに変わったのは想定内
トラコンということで、ブレーキの制御も入ったりしてますが、
浮いたタイヤにブレーキ掛けて、対角線スタックしない
ブレーキタップやサイド引いてデフ絞め殺さなくていい
ノーマルの、溝が無いタイヤで全部走っちゃう。
冷静になれば、今時はフツーの車でもやってることですが、
ただ、浮いたタイヤにだけブレーキ掛けるだけという
シンプルなことでこれだけ効くとなると、「もっと早くやっといてよ」と思えてしまいます。
「エンジンの力は絞りません」的な、四駆乗りに響きそうな事も書いてある。
分かってますなぁ。
それとエアクリーナと吸気口の位置。
はじめ、インタークーラーの写っていない写真を見て、
エンジン上の、黒いエアクリーナを見て
「インタークーラー、水冷式になったの?」と思ったんですが違っていて、
歩行者保護でエンジンとボンネットの距離を離さなきゃいけなくなったので
23でもこんな風に途中から顔が変わったんですが、
それで出来た隙間にエアクリーナを押し込んで、
ついでにそのすぐ横(=エンジンルームの一番高い場所)から空気を吸う事にしたんですな。きっと。
水対策で。
ちょっとターボに近そうで、空気の温度が高いんじゃないかと心配ですが、
ウチの車みたいに、ヘッドライトのすぐ裏よりも、水の影響は受けません。
場所があんまりにもエンジンルームの中央過ぎるので、
シュノーケル売ろうとしているパーツ屋の主の方なんかは、
どうしようか、じたばたしてるかもしれません。
前出の、トラコンの効果で、これじゃLSDだって要らないだろうし。
タイヤハウスは丸では無くて台形をしているので、大きなタイヤは履きやすそうで、
ちょっとだけ車高が上げれりゃそれだけで十分な感じ。
車は、乗ってみないと、いいかどうかなんかわかりませんが、
パッと見は好印象・・・
でも、電気仕掛けが多いと、長生きはさせられないですよね。
維持する方もそうだし、売る方にしたって部品の調達がきっとしんどい。
ウチの車はデビューは20年前。
今度のは、20年持つんでしょうか。
10年後くらいに、中身だけガラッと変えるか、
形まで変えちゃうか
どうなるんでしょうか。
何か、とあるクラブの長老やらナンヤラが雑誌やらナンヤラで色々書いていたことが反映されている所が多い気がしつつ、それがそのまんまじゃなくて遠慮なくさらに超えていっている感じが随所に有り、
ちゃんと意見は聞いて、咀嚼して目指すところ決めて造りこんでいった感が満載に感じられます。
まだ乗って居ないので、乗ったらがっかりするかもしれませんが。
そういいつつ、
今回ついに、車重は1トンを超え
色々付いた割には増えてないからいいじゃないの?と言われればそうなんだけども、
そうはいっても重いものは重い。
なんか、これじゃ初代エスクードみたいじゃん、デカさ重さで言ったら。
とも思え。
やはり、昔の2ストジムニーの、
何にもなくて、
ホントに何にもなくて、
でも軽くて
何やっても壊れない
あの感じも懐かしいんですよね。
今はそんな車じゃ売らせてもらえないので、そのネガな部分を何とか逆に生かそうと頑張ってくれている、ってのは、わかってるんですが、
やっぱりね、改めてそう思います。