タイのイベントをやっているらしいと知り
出掛けて行きました。
場所は、冬に中国の春節チックなイベントをやっているのと同じところ
賑やかで、
何か、日本人率高し。
でも、日本人かと思うと言葉がカタコトだったり
逆に、細身色黒な男なんで向こうの方かと思ったらフツーに日本語喋ってて
何だ渡辺満里奈の旦那的な感じか、とか
旅行で行ったり平生からタイ料理食ってたりする(例えばパクチー好きな)人らが集結してるんでしょうか。
中国イベントの場合、出てる屋台の料理も「本場すぎる中華料理」って感じで、日本の中華屋じゃ見たことも無いものが多分多くて、
別に中国ってのは多分旅行でバンバン行くような所でもなく、仕事で行ったことでもなければ馴染はないんでしょうけど、
タイ料理なら、元々日本じゃ一般的じゃなくて、それを知ってるってのは現地モノをいきなり食べたりで、本物がどんなものか知って来る人が多いんでしょうね、きっと。
で、タイ限定ってことでもないんですが、あっち方面は「チキンライス」が旨い筈だ、という先入観で、
とりあえず、
「カオマンガイ」ですね。
最初に見つけた店で買いました。
バカウマでした。
長細っそいコメを鶏肉の塊と一緒に炊飯器にぶっこんで焚いて、
米をよそって、肉は塊を拾ってから薄く切って載せて、甘辛いタレを掛けて、ついでみたいにキュウリも刻んで載せて
それだけなのに、
ぱさぱさの米に、鳥のうまみとタレの甘辛さが良くしみて、
もう、旨い。
そうなると、色々試してみたくなるわけで
象の着ぐるみなんかも居ましたが
豚の串焼きが目に入りましたので
「辛いのと辛くないのとどっちがいい?」
と聞かれれば、
「辛い方がおいしいんでしょ?」
と言うと
なんか嬉しそうな顔をして「そうそう」みたいな感じで
山盛り辛いの盛られるかと思ったら
そうでもなく、
でも、タレの甘辛さと、肉にも味が良くしみていて、期待通りのおいしさ。
ムーピンっていうみたいです。
で、よく似た串モノに
ムーヤーン、ってのがあったので、
ちょっとググってみたら、
どうも、直火であぶったのが「ピン」で、鉄板で焼いたのが「ヤーン」らしく、
確かに、ムーヤーンって、正月とかに神社の屋台でよく見る、鉄板で焼いてる「豚ネギま」チックな見た目で、
タレがおんなじような甘辛いのが掛かるみたいですが、
今日はちょっとこれ以上油コテコテなのは、クソ暑いしカンベンで、
おなかも一杯になってきたので、結局これ以上試すことはできず、
そうこうしているうちに、日差しが強くて、頬の辺りがチリチリと音を立てて日焼けが進んでいる感じとなったため、
日陰に避難しつつ、
マンゴーかき氷に手を染め
ひとり掻っ込んでいると、「おお、ウマソー」などと言いながら通り過ぎる人もおり、
気が付くと、周りにマンゴかき氷持った人が数人いる状況になっていたりと
でも、実は暑いと言っても真夏程の気温でもなく、湿気も少ないので、日陰だと涼しくて頭がツキーンとするわ、溶けないわ、減りが悪いわで痛し痒しなかんじでもあり、
他には
果物も売ってたり
ムエタイもやってたり
舞も披露してたりとか
トゥクトゥクも路駐してるし
ビールも冷やすのが追い付かない状態になってるという
大盛況。
冬の春節のイベントだと、ほぼこの辺に居る中国系の人たちがやっている、本場すぎる中華料理屋系の屋台とか物産屋とかが大半占めているんですが、
今日見かけたのは、例えば山梨ナンバーの移動販売車とか、
大阪のレストランだと看板に書いて商売してる店とか、
他には府中とかかいてあるのもあったり、
必ずしも、地元密着、この辺特化の店じゃなくて、色んなところからきている、または各地に跨る系列的なものがいくつか出来上がっているのかわかりませんが、
タイ人はタイ人なりの繋がりがありそうで。
なんとなく、タイ人だけじゃなくて、中に日本人も入って一緒にやってる所があるんじゃないかって、そんな気もしました。勝手な想像ですが。
色々違うもんなんですね。あたりまえですが。
先日の豊橋のブラジル人ともまた違う感覚。
こんな感じで別の国とか似たようなのがあったらちょっと色々覗いてみようかなと、そんな気分です。