本当は、途中一泊して日光までいきたいなと思ってたんですが、
諸般の事情で遂行時期をずらし
日帰りで行ける範囲にあわせて行き先を替えて
とはいっても道中は結構行き当たりばったりで駆けずり回ってきました。
眠り猫が私を呼んでいる・・・
宇都宮餃子が私を呼んでいる・・・
結局、最終的には富岡製糸場まで行ってきたんですが、
まずは、下道主体で
諏訪インター近くまで行き
朝ご飯
朝一番 まだ温かいのを頂きました。
早くも汗でべとべとなので、どこか温泉でもないかなと思い検索した所、
諏訪大社下社すぐ近くに、朝5時半ごろからやっている共同浴場っぽい所を発見
構えはなんか中途半端で突っ込むこともできませんが・・・
おとな230円
但し鍵付ロッカーは100円(有料)でした。あと石鹸類も無し。
まぁ、結構こういう途中でふらっと入る風呂の場合、「う゛べ~」とか声を発しながら湯船に浸かるだけで、洗わなかったりするので、いいんですが。
源泉かけ流し。透明のお湯が盛大に湯船から洗い場に流れ、シャンプーの泡と一緒に排水溝に消えて行っています。
身体を清めた後w
諏訪大社(下社)にお参り。
龍の口からもお湯が出ています・・・
丁度、結婚式をしていました。
御柱って、こんな感じで建てるんですね。
見える所に2本、奥まった所に2本
駐車場から出ると、
まぁ、対向車のナンバーが「多摩」「大宮」「岐阜」「春日井」「名古屋」・・・
他県ナンバーがわらわらと押し寄せてきている感じで
高速に入るとき、既に出口側は料金所までたどり着けない車で本線近くまで渋滞状態・・・
さすが三連休初日・・・んで、ふと気が付くたびに確実に車も人も増え続けていて・・・迫力と言うか・・・圧を感じるというか・・・殺気立ってというか・・・
で、
いつものジェラート屋にたどり着くと、開店20分後、かつ昼飯時に掛かっているこの時間に駐車場がほぼ満員の盛況ぶり。
まずは「もも」と「プラム」のダブル
完熟した白桃を食ってるのと同じ位の果汁感と果肉のにくにくしさ
でも食感はジェラートでふんわりとして、さりとてアイスなので冷たく
いつでもどれ食っても旨いけど今日のこれ凄いわ・・・
んで、プラムも酸味が良くてこれも捨てがたい。。。
と思いながら、忙しい中店主ご夫婦に相手していただきながら
一瞬他のお客がいなくなる瞬間も有ったんですが、
2個目を頼む段になり、またふた家族2台がおしよせてきて
狙い澄ましていたものをちょっとあわてて頼んだのが、
ブルーベリーとクリームチーズ
ブルーベリーは、完熟したのを畑で摘ませてもらって、それをかなりの高濃度で入れ込んでいるらしく、
ガツーンと。
酸味、香、
桃は「桃食ってるみたい」とおもいましたが、これはブルーベリーを超越して何か違う刺激を受けてるような感覚です。
「ブルーベリー風」とか、「ブルーベリー味」じゃなくて、何か、濃縮された何かがこちらに向かって何か仕掛けてきているような。。
何気にチーズも旨いです。ブルーベリーの酸味に全然負けずに。結構定番品の筈なんですが、よく意識して食べたのは初めてかも・・
「御馳走様でした、んじゃ行きます!」と店を後にし(何しろ、何だかわからない、都会から大挙して押し寄せている群れから逃れて次の街を目指さねば、みたいな感覚になりつつ)
国道で佐久市を目指します。
ナビ任せですが、R141とかを走った筈・・・
途中、こんなものが目に入り
おお、そうか、小海線沿いを走ってんのか・・・・
って事は駅もちかくにあるよな・・・
丁度、何か列車が着いて大量に人が降りてきたところだったので、駅舎には近寄りませんでしたが、
先を急ぎ・・・急ぐんですが、高原から街に降りてきてしまうと、普通に信号多めの生活道路になってしまい、ペースがあがりません。
信号で止まって退屈しながらふと横を見ると、鮎釣りやってたりとか
で、INPUTは朝八時の釜めしと11時半のジェラート2個、OUTPUTは神社の境内一周と朝風呂30分だけで大して不満も無い筈のおなかが、そうは言ってもそろそろ14時だし何か食わせろと催促をはじめ
暇な信号待ちでナビで検索をしたら、
「味千ラーメン」の文字が・・・・
中国ではかなり有名な「日式ラーメン」のチェーン店で、発祥は熊本らしいんですが、日本では店舗がかなり少なく、
今食わなきゃ次のチャンスはいつだかわからない
ということで、
北京で食べたのと全く同じではない・・むしろ何か違うなぁという感じではあるんですが、
スープに効いているニンニクの味など、確かに雰囲気は近い
これが、
北京で食べてたやつなんですが、
葱がほとんどなくて、代わりにもやしが多いのが大きな違い?
もっと八角の匂いがした気がする
とはいえ、確かにスープの味は近いかも
懐かしい感じも。
こんな所でやってるとはねぇ・・。
佐久から上信越道に入り、
下仁田を通り過ぎ、富岡へ。
到着が15時15分ごろ
ボランティアの人が一通り説明してくれるガイドツアー(別料金200円)が15時30分からで、ちょうど間に合いました。
若干、説明員によりばらつきが出ているようで、
担当してくれた、ちょっとだけ左とん平に似たオッチャン、ややマニアックなことまで教えてくれて時間が押し気味・・
閉館17時なんですが、たっぷり一時間近く、16時半まで。(ホントは約40分くらいらしい)
自分であれやこれや思いながら見て回る時間がちょっと少なかったですが。。。
逆に、聞いてからこそわかる話も。
建物に使っているレンガは国内で焼いたらしいんですが、
国内の瓦職人を連れてきて、フランス人の指導で試行錯誤しながら焼いていたので、
始めは焼く温度を高温にしきれず、赤レンガになりきれずオレンジ色をしているのが、
数年後に建てた建屋は綺麗に赤が出てきている・・・だとか。
まゆから糸を取り出す機械
時代により機械の性能が上がって来ていて
いま置いて有る物は実際にここが閉館する時まで使われていたもの。
日産製・・・というか、元々プリンスが手掛けていて、合併によって日産製となったという、何かスカイラインみたいな、何しろそんな時期の機械を昭和末期の閉鎖時までつかっていた、ということだそうな。
閉鎖から今まで、壊さず保全してきたからこそ、世界遺産に指定された、と熱弁奮われていましたが、
街自体は、ちょっと沈んだ感じかなぁと。
主要な産業が無くなって30年近くの年月が流れれば、それは何もなくなってしまいますよね。
近くの商店街は規模の割に結構活気がありましたが、空き地が多く、風雨にさらされ潰れかけの家が何軒かあるような状態で、
単純に、街の活性化だけ考えたら、
関東圏から手頃な距離でもあるので、名古屋にある「ノリタケの森」とかあんな感じで活用することも出来たんじゃないかなぁ、とか。
いやいや、貴重なものでもあるので、これを残したというのは大英断ではあって、そこに疑う余地はないんですが。
諏訪湖のほとりの温泉「片倉館」を造ったところが昭和初期に経営を引きついで、閉鎖はしてもそのまま維持し続けていて、いまに至っている、ということだと。
実際に見ながら話を聞くと、こういうのは「あ、そういうことか」とスンナリ入って来ますよね。
あ、そうそう、
商店街でこんな張り紙を見つけましたが、
気持ちはわかるけど、ちょっとグロい・・・
充分、罰ゲームの範疇に入るんではないかと…
あとはひたすら帰るだけなんですが、
特に時間の縛りも無いのでのんびり帰ろうと
横川のサービスエリアで
横川発祥の「峠の釜めし」は諏訪で食べてしまったので、高崎のダルマ弁当を食べ
途中、高速代をケチろう(距離的にもショートカット)として走ったルートのトンネルが結構いい値段してガッカリだった上に、つづら折れの下り坂を辛そうに下って行くトレーラーの後ろにつき、プレッシャーをかける気にもなれず(実際、単にしんどいだけでなく、重量物に後ろから押されながら急カーブを曲がる=牽引車の後ろ側を被牽引車が真っ直ぐではなくて横向きに押してくる状態になるのは、牽引車側が滑ったらオシマイで、運転してて怖い筈、腕も要るよなぁと)、
完全に夜になった方が道は空くだろうと思って、途中で通りがかった立ち寄り湯に入って時間を潰しつつさっぱりとしてから走り始めた直後にトレーラーの後ろについちゃったんですが。
結局はその後力尽き、
素直に残り区間は高速に乗って帰宅。
約680キロ、66リットル
リッター10キロちょっとですね。やっぱり。
とりあえず、「食欲どこか遠くに出かけたい欲」は満たされました。
でもな、やっぱり宇都宮の餃子食べたいよな・・・・