所々、街中でも紅葉が見られるようになってきました。
色々歩き回るには良い気候です。
今歩かないでいつ歩く。
というわけで、
本当は、真夏ではなくてこういう時こそ京都に行っとくべきなんでしょうが、
近場です。
どこでしょう。
雁道です。
三遊亭円丈の出身地。どうでもいいか。
それ以上の知識というと、商店街があるのと、なんだかキッタナイ焼肉屋があるんだといつも行ってる床屋のマスターが言ってたって程度で。
予想はしていましたが、紅葉してるとは言っても、まだ小春日和とも言いたくないほどの汗ばむ陽気の中、商店街は寒風吹きすさぶ感じです。
まぁ、日曜なので休んでる店が多かったのもあるみたいですが。
その焼肉屋。少し離れた所にありました。
ここは昼間はやってないのは承知の上だったんですが・・・
基本、住宅地ですね。きもちよさそうにスヤスヤ・・・
でも所々に喫茶店やら、写真館だった家や、クリーニング屋だった家や、電気屋だった家や、畳屋、仕出・定食屋、雑貨屋・・・・
街自体が古くなってしまい、店は仕舞ってそのまま住んでる所が多く、
空き地にして駐車場にした所、賃貸アパートになっている所、建売、立て直して住んで居る所・・・
歩いていて気が付いたんですが、雁道の交差点から商店街に入ってそのまままっすぐ歩いて行くと、ずっと上り坂で、どんどん土地が高台になって行くんですね。
古くて住んでないけど、石垣で固めた土台の上に建ってる庭付きの家とかが、坂をのぼるにつれ増えていきます。エエとこなんですね。「名古屋のビバリーヒルズだ」と円丈が以前言っていたので絶対その反対だと思ってたんですが。
でも、ここまでさかのぼってくると、もはや雁道じゃなくて地名変わってるかもしれませんね。適当でスミマセン。
小狭い所にコチョコチョ建つ家、所々にある軽自動車でも嫌な幅の道、
・・・ああ、戦災で焼けてない?ん、いや違うのかな?。
坂をほぼ上りきると幾つか学校が。
杉原千畝ってこの辺の人だったんですね。って、某Z高校ってここにあったんですか。そんな事すら知らず。
ためこんだ脂肪のおかげか、朝飯を少な目にしたにもかかわらず、そこまでハラ減って死にそうな感じもなく、
広い通りに出て、古くて良さげな食堂があったんですが、少し迷ってスルー。
真ん前にあった、市の博物館に入ってみます。
お安い常設展だけ見てきましたが、
熱田から向こうは海。で、高台で、貝塚があって・・・
ああ、おお、ふ~ん、ほー、とい言う感じで、なかなかいい感じで。
一通り、こういうのは見といたほうがいいもんなんだとここ最近頓に思うのであります。
見終わって、
まだそんなにお腹は空かない
けど、やっぱりさっきの食堂の丼物が気になり、
行ってみると丁度奥さんが看板を裏返したところで、
ちょうど良さげなおにぎり屋さんとかも有ったんですが、
お持ち帰りのみで、店の前でむしゃむしゃ食べるのも気が引け、
結局大須まで行って焼きそばで仕上げて帰って来てしまいました。
こんな感じで毎週歩いていればいいんでしょうが、なかなかそうはならないというか。
いけません。