自分が買いたい訳ではありませんが、一気に試乗してきました。
どうにもいかん、という車はないですね。あちらを立てればこちらが立たず、というのはありましたが。
自分で乗りたい車、とすると
スイフトか、
デミオ、ですね。
ミラージュも自然な乗り味で悪くはなかったですが、もうちょっと馬力が欲しいかなぁと
乗り降りしやすさ等々では、ソリオ/D2がダントツなんですが。
でも、デミオは単なる「お手頃な車」の呪縛から逃れようとしてる感じですね。
内装の質感がすばらしく良いのと(昔ウチにあったファミリアや、初代ロードスターのペナペナ加減を知っている身としては隔世の感)、
車全体の感覚が体に浸み込んで行き、自然と運転だけに集中していってしまう
まさに、この広告、この写真が表現する感じ
一車種だけ異質です。比べるとすれば、本来、全然違う車と迷って買う車のような気がします。
手抜きの無い良いものが欲しい、という想いを満たしたい人には一見の価値有りかと。
値段に遠慮せず良いものを、プレミアムな物を作ろうとした感が満載です。
もちろん、その目指したものが自分の価値観と合うかどうかは別の話。でも、
ただ車としての良しあしを超えた、違うレベルでの話になって行く感じです。
ガソリンでもディーゼルも、その部分については違いは無し。乗り味もわざと尖らせたところは無く、ひたすら「操りやすさ」「心地よさ」「自然さ」「上質さ」を追及している感じ。
こんなに視界が悪くて見切りが悪くてシートも低くて狭い車で、もっと乗りにくくてもよさそうなものを、
気にならないどころか、
身体を支えるのにどこかに力が要るとか締め付けられるとか痛いとかのストレスが無く、スっと座ってすっと足を延ばすと自然にペダルとフットレストが有り、丁度いい所にハンドルが有る。変な踏ん張りなく運転操作ができる。
不思議な感覚。
本当、まさに、この写真の見た目の感じです。
実際、乗ってみないと分からない事って、本当に多いですね。
そんな中、作り手の思いを伝えるのって、大変な事だよなぁと。
でも、今日色々乗りに行った主旨とはちょっと合わなかったんですけどね。
今日の趣旨に一番合ってそうだったのは、結局はスイフトだったかな。
実家の車が、7年で驚きの10万キロ越え目前だなんて話を聞いてしまったので・・・